鎮痛剤 1日3回 偏頭痛の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
昨年11月、肩こりと頭痛がして気分が落ち込み、ひどい吐き気が続いていました。
生理の2日目には生理痛で、鎮痛剤を1日3回のみ、冷えて食欲も落ちてきました。
もう限界と思い、近くのウエマツ薬局が漢方で有名でしたので、突然飛び込んで相談をしてもらいました。
女性29歳
先生はよく症状を聞いてくださり、漢方薬のシロップと錠剤を出してくれました。飲んで初めての生理の時には痛みが楽になり、鎮痛剤は一回飲んだだけですみました。生理の量も増え、色も赤くなり、塊も減ったのでびっくりしました。頭痛には漢方薬の頭痛薬を痛いときに飲むようにしましたら楽になりました。
漢方を飲み始めてから1か月で寒くて眠れなかったのがなくなりました。基礎体温も生理中に高かったのがちょうどよくなりました。3月には花粉症が出たのですが漢方の粉薬で軽くすみました。6月には生理時の気分の落ち込みに婦人科系の漢方薬を出してもらい、気分が落ち込まなくなりました。
7月にはめまい、吐き気が出てきました。デスクワークでパソコンをやっていると夕方地面が揺れて吐き気が出てくるので吐き気の漢方薬をだしてもらいましたら、これも一か月で軽くなりました。肌も乾燥肌でかゆかったのですが、 ウエマツ薬局のオリジナルの乳液でしっとりしてかゆみも取れました。いろいろ症状が出てきてもすぐ対処していただけるので近所にあって心強く思っています。
若い女性はいろいろな症状が出やすいものです。この方も生理痛があり、生理の塊も出て、基礎体温も生理中高いのは中医学では「瘀血(おけつ)」ととらえ『血』の巡りを良くする生薬の入った漢方薬を使います。
また女性は毎月生理で血液が失われるので「女性は全員血虚(けっきょ)」ととらえます。この方にははじめは血を増やす「中成薬」(漢方薬)と瘀血に効く中成薬を飲んでもらい、元気が出てきました。このように女性は漢方薬はとてもよくあいます。
またこの方は一人暮らしなのでお食事もなかなか十分に栄養がバランスよく取れないのでめまい、吐き気などが出たと思われます。一人暮らしでもできる簡単食事バランスも少しご指導しました。
2012・9・19
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